
2021.02.07
2020年2月に、空き家の相談窓口を開設し、少しずつではありますがご相談いただくことが増えてきました。実際に、特定非営利活動法人ふるさと空き家相談・サポート(Support)のサービスをご利用いただいたお客さまよりご感想を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
Vol.002:1人暮らしの母が高齢のため施設へ入居 Oさま(女性)
【空き家となった経緯】
1人暮らしの母が高齢になり、施設に入所した為空き家となってしましました。
【Supportに依頼した理由】
1人娘であるわたしが、仕事が休みの週末に東京から通い管理をしていましたが、コロナの感染拡大に伴い行けなくなりました。社会福祉協議会に相談したところ、Supportさんを紹介していただきました。
【Supportを選んだ理由】
代表の方が女性なので、細かい所にも気遣いや心遣いに溢れています。又、男性スタッフの方は建築の専門家なので安心しておまかせできます。点検後には、写真付の報告書も送っていただけるので、実家の様子が良く分かります。
【感想】
コロナの感染拡大という予想外の状況に、管理に行きたくてもいけない状況でした。また、当初予定していた空き家バンクの登録へ向けての手続きも停滞してしまっていました。時期に台風の時期となり、納屋の戸が外れないか、近所に迷惑が掛からないか心配していましたが、迅速な対応で契約から管理開始までとてもスムーズに進めることができました。今後は、母の状況をみながら利活用を検討しつつ管理を継続してお願いする予定です。お願いして本当に良かったと思っています。
【今回Oさまが利用したサービス】
空き家の定期点検(基本サービス:建物外観確認,敷地内庭木確認,内部通風・換気,内部通水確認,建物内観確認,設備機器確認,郵便物確認,簡易清掃(外部エントランス),報告書提出,修繕箇所確認)のほかに、天井の雨じみの経過観察や、給湯器灯油の残量確認、冬場には水道管が仮に凍結し破裂しても水漏れを防ぐために水道の元栓を締めています。Oさまのお宅には井戸水もありましたので、ポンプの凍結防止材も覆いました。内玄関にある多肉植物にも月に1回ですが、水をたっぷりあげています。草刈り等はOKさまよりシルバー人材センターさんへ依頼していただいています。たまに、ご親戚の方やお母さまが入居している施設の方もいらっしゃるということなので、連絡ノートを用意し、情報共有を行っています。修繕希望箇所がありますので、Oさまに代わり地元専門業者にお見積りを依頼予定となっています。
【外部点検】
【内部通水作業】
【毎月植物に水をあげています。元気になりました!】
【井戸用ポンプの凍結防止】
【灯油の残量チェック】
【水道の閉栓】
冬場は、水道管の凍結防止、また凍結破裂して水漏れが発生しても被害が最小限で済むように水道の元栓を閉栓し、点検時に開栓しています。
開栓直後にメーターのパイロット(クルクル)をチェックし水漏れが発生しているかどうかを確認します。
【水道の開栓】